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2013/04/29

『クビシメロマンチスト/西尾維新』 感想


クビシメロマンチスト 人間失格・零崎人識 (講談社文庫)クビシメロマンチスト 人間失格・零崎人識 (講談社文庫)
(2008/06/13)
西尾 維新

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再読・クビシメロマンチストです。三日ほど前に読みました。
手元に置いて読み返しながら書いているのではないので、間違っている部分もあるかもしれませんがご了承ください。
ネタバレありです。


初めて読んだのは中学生のときだったと思います。
この作品で西尾維新にやられてしまい、そのままズルズルとこじらせて行きました。
ミステリを読むきっかけになった作品かもしれません(厳密に言うときみぼくシリーズのほうかも)。

当時はとても驚いたものですが、トリックとしては大したことはないと思います。
ですが、いーちゃんの巫女子ちゃん断罪シーン、切腹マゾシーンなど、ミステリと絡めた別の要素がこの作品の肝なのではないでしょうか。

巫女子ちゃん断罪シーン。
うーん、一緒にご飯食べてる相手がこんな話してきたら周りの人の目が恥ずかしいと思いますが……。小声の会話なのかな。
初読のときは「いーちゃん何言ってるのかしらん」などと言いながら読んでいたものです。
まぁ、結果的に自殺させるいーちゃんの行動は鬼畜だとは思いますが、最後に明かされるように巫女子ちゃんの犯行が計画的だったからこその行動だったのでしょう。

余談ですが、この巻のいーちゃんはひどい! とはよく言われますが、基本的なスタンスはシリーズを通して変わってないんじゃないかなーと思います。
零崎くんなど「戦闘力の世界」の人はいるステージが違うので、許す許さないの判断がつかない。いーちゃんには断罪する資格もない訳で。
それに対して巫女子ちゃんはいーちゃんと同じステージの人ですので、殺人者を許さないいーちゃんがああいった行動に出たのも頷けます。それでもシリーズが進んでいったあとのいーちゃんに会ったなら、死ぬことはなかったのかなとは思いますが。

零崎くんとの哲学?的な会話も印象に残りました。
今読むと中学時代の記憶が呼び覚まされてつらいですね……。
でも西尾氏は当時21歳くらいの年齢でこの小説を書いたのですよね。今の私とあまり変わりません。
西尾氏は大学生になってまでこんな気持ちを抱えていたんだ……と考えるととても驚きます。
大学生になったからって中学生のときと精神状態がそんなに変わるとは思えず、所謂中二病というやつも残り続けるものなのでしょうが(私もそうです)、それを言葉にできる、というのがすごい。
中学生のときに尖りまくっていた精神も、大学生になっていくにつれ鈍くなっていくものだとは思いますが、この小説は最先端って感じです。切れたナイフのようです(?)。褒めてます。

友人などにこの小説、また西尾作品を勧めると「中学生の時に読みたかった」と言われることが多いのですが、私は中学生の時に読めてよかったなと思います。今でも面白いですけれど。


マゾシーンは痛いですね!! これはひどい!!
最近メフィスト賞の受賞作を読んでいるのですが、近い時期の受賞作を読んでいても痛い場面が多いです。
でもなんとなく、西尾氏の「痛み」は他の作品(たとえば「フリッカー式」)に比べて現実感はない、かもしれません。傷についての詳しい描写はあまりないと思います。まぁ痛いんですけど!!!


色々書いた気もしますが、やっぱりこの小説はある層を惹きつける強烈な力があるなあと思いました。
やっぱりイチオシ西尾氏です!!



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2010/08/09

「真庭語/西尾維新」  感想

真庭語 初代真庭蝙蝠 初代真庭喰鮫 初代真庭蝶々 初代真庭白鷺 (講談社BOX)真庭語 初代真庭蝙蝠 初代真庭喰鮫 初代真庭蝶々 初代真庭白鷺 (講談社BOX)
(2008/12/02)
西尾 維新竹

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まにわに!!な一冊。
しかし真庭忍軍好き以外の方でも楽しめると思います。


続きより感想です。
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2010/03/31

「難民探偵/西尾維新」 感想

難民探偵 (100周年書き下ろし)難民探偵 (100周年書き下ろし)
(2009/12/11)
西尾 維新

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12月に購入して、先日やっと読み終わりました…。
時間がないというのもありましたが、じっくりと読んでいました。


追記より感想。作中のトリックに関するネタバレはないつもりですが、未読の方は回避を…。


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2009/12/05

「刀語 第十二話 炎刀・銃/西尾維新 感想」

刀語 第十二話 炎刀・銃 (エントウ・ジュウ) (講談社BOX)刀語 第十二話 炎刀・銃 (エントウ・ジュウ) (講談社BOX)
(2007/12/04)
西尾 維新

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遂に最終巻!







以下感想です。
全巻にわたるネタバレをおそらくしていると思います。
続きからどうぞ。




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2009/10/28

「刀語 第十一話 毒刀・鍍/西尾維新」 感想

刀語 第十一話 毒刀・鍍 (ドクトウ・メッキ) (講談社BOX)刀語 第十一話 毒刀・鍍 (ドクトウ・メッキ) (講談社BOX)
(2007/11/02)
西尾 維新

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刀語第十一話感想です。
まにわにーーー!!と連呼しています。ごめんなさい。





以下感想です。ぐだぐだです…orz すみません…。







……あああああ……

鳳凰さま、鳳凰さまぁああああ……!!!!!



真庭忍軍決着編、とも言うべき11巻ですが…何かもう、右衛門左衛門の存在がチートですorz

萌えキャラ殺しすぎだろ…お前は西尾かっ!!
右衛門左衛門こそ「萌えキャラ殺し」と呼んでよくなくはないんじゃないでしょうか。(二重否定)


しかし、彼自身にも複雑な過去があるようで。
是非とも相生忍軍と真庭忍軍との戦いを見て見たいものなのですが…。
鳳凰との因縁が知りたいです。
その時の鳳凰の人格はまだ本来の鳳凰の人格ってこと、ですよね。



真庭鳳凰の話を。
彼もまた、正体不明だと思うのですが…忍術や体のパーツだけではなく、人格までを自分のものにすることができるとは。

仮初のめっきだらけ…
これは、体を乗り換え続け、本来の自分がなくなっている狂犬と繋がるものがあります、よね。


それにしても、まにわにの人はやっぱり里が好きすぎると思います!
里のために人格まで求めたり、里のためならば自分や仲間の命さえ犠牲にしたり。
性格破綻をしている彼らだからこそ、集団の中に居場所を求めた、ということなのでしょうか…?
ううん…むしろ居場所がある集団を求めた、ということでしょうか。
わからない……もうまにわにがわからないよ……
この辺りは「真庭語」で詳しく語られていることを期待したいです。
私の読み込みが浅い、ということなのでしょうが…orz



人鳥の話。

運命崩し。

運が良い、というのはやはり戦闘においては強いのですよね。
「自身の手にも負えない」というから、人格が変わったり自分で操作できないような能力かと思っていましたが…。
弾丸も効かず、致命傷も避けられる。ある種最強の能力だと思いました。


………それにしても可愛すぎるだろ人鳥!!




うう……
まにわにー…。
結局彼らは悪役ですが、事情が深すぎる…。
でもとがめたちも正義、では決してないですよね。むしろ幕府から見れば反逆ですし。
とがめたちも真庭忍軍も否定姫もただ自分の目的を達したいだけで、そのために刀を集めているのですよね…。



悪にも事情があり。
悪にも家族がいる。


しかしこの話にはそもそも正義なんてないという。

うなな…まにわに好きだーーーっ!←



さて…残ったとがめたちと否定姫たち、どちらが変体刀を集めるのか…。
次巻もすぐに読みきってやるぜぇぇぇえええ!!!



gdgdでごめんなさい。
刀語11巻の感想でした。


次巻はすぐに感想書きたいと思います。
遅くなってすみませんでした。

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