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2013/07/16

有頂天家族公式読本を読んだよ

有頂天家族公式読本有頂天家族公式読本
(2013/06/27)
森見 登美彦、「有頂天家族」親衛隊 他

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読みました。
アニメについて多く書かれているのかな?と思いきや、森見氏へのインタビューや作品中に登場する場所の紹介や用語解説、また他の森見作品との関係など、原作ファンよりの本だったと思います。これからアニメを見る、という人にはネタバレがちょいと多い気もしますが、書き下ろし短編もカワイイのでぜひ。


森見氏のインタビュー、ちゃんと読んだことがあまりなかったので頷きながら読んでいました。
自然に出る方言がよいですね。

有頂天家族の制作過程のお話が多かったです。
ああ、やっぱりちゃんと考えながら書いてたんだ……と感激したり驚いたりしました。

主人公が狸ならば悲劇さえもコミカルに描けるということや、家族愛を描くときにも説教臭くなったり恥ずかしくならずにすむ、との言葉もあり、ひょうお~~~、と納得しました。

勝手に森見氏は何も考えずにどんどん書くタイプなのかな~と思っていたので、かなり意外ではありました。
ただ、主人公が狸である利点、というのは小説を読んでいるときでもひしひしと感じたことではありますし、つまり私達は森見氏の思惑通りに動いていたということですな~~!!!



はふう。
最近有頂天家族のことしか書いていないような気もしますが、好きだからしょうがないということで……
もったいなくて「聖なる怠け者の冒険」を積んでいるので、そろそろ崩したいです。


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森見登美彦 | Comments(0) | Trackback(0)
2013/07/14

アニメ有頂天家族第二話をみたよ



こんにちは、有頂天家族第二話を見ました。
興奮が冷めないので感想を書きます。


今回もよかったです。
個人的に有頂天家族の魅力は、毛玉家族の阿呆さと家族愛のギャップとそれによる相乗効果だと思っています。
ただ阿呆らしくてオモチロイだけではなく、毛深き家族愛がね、よいのです。

今回のお話で偉大な父と母の存在が明らかにされました。
うおおお~~~~~ッッ!!
父が狸鍋にされてしまったということや、その後も気丈に家族を支え続けている母の姿が描かれました。
うおおお~~~~~ッッ!!

母の狸姿がカワイイ! ギャーーーッ!

阿呆に育った息子達とそれを優しく見守る母。そして父の信念もちゃんと息子達に受け継がれている。

毛玉!毛玉!

くたばれ!くたばれ!

夷川一族も登場して、どんどん面白くなってきました。
海星ちゃんも出てきましたねぇ。

今回はあまり出ませんでしたが、弁天と赤玉先生との微妙な関係もどう描かれるのか期待です。
EDの弁天の絵がとてもよいので本編でもじっくり触れてほしいです。

ひえ~~、来週も楽しみです!








森見登美彦 | Comments(2) | Trackback(0)
2013/07/06

『ノルウェイの森/村上春樹』 雑感



こんにちは。
上半期も終わってしまい七月になってしまいました。
早く来年の一月になってほしいです。

さて、七月といえば試験期間、そしてレポート課題期間です。
今回のレポート課題は『ノルウェイの森論を書け』というものです。
という訳でノルウェイの森を読みましたので、どちゃどちゃ感想を書き散らしていきます。




ノルウェイの森 文庫 全2巻 完結セット (講談社文庫)ノルウェイの森 文庫 全2巻 完結セット (講談社文庫)
(2012/03/13)
村上 春樹

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村上春樹はこの本が初めてであります。
個人的な趣味でいいますと、ノルウェイの森、なかなか好きでした。
ですが、今まで読んだことのないタイプではあります。


女性がたくさん出てきますので、女性について書きます。


登場してくる女性たち、彼女たちはなんなのでしょうか。
直子、緑、レイコさん、また名前すら出てこない女達……
いずれもワタナベ君に対して尽くして助けてくれます。女神だ。

なぜ彼女達は助けてくれるのか? と、そんなことを考えてもおそらく答えはでないのでしょう。
ですので、ここでは『ノルウェイの森における女性の役割』についてダラダラ考えます(つらすぎる)。


小説の展開としては、「女性」というものはワタナベ君を救済してくれる存在として登場します。

それは、分かりやすい例として、ワタナベ君と女性が「寝る」という行為に表れているのではないでしょうか。
この小説では何度も濡れ場、性行為の描写がでてきます。
読んでいると「なんだこの大学生は~~くたばれ~~~~」と思うのですが、そんなことをレポートに書いてしまうと私の単位がくたばってしまうのでなにか考えないといけません。

呻きながら性描写がある箇所にざっと付箋を貼ってみたのですが、十箇所ありました。多分見逃しているものがあると思うので、実際はもっとあるでしょう。つらい。

その中でも私が驚いたもの(多分多くの読者にとっても意外なのではないでしょうか)は、終盤のレイコさんとのベッドシーンです。
この時、ワタナベ君は直子という存在を失い、諸国を放浪したあと、東京に戻り、そして療養所から出てきたレイコさんと再会しました。ここまではわかります。
そして、レイコさんと共に直子の思い出を語り合います。わかる。
そして、


「ねえ、ワタナベ君、私とアレやろうよ」
「不思議ですね」「僕も同じこと考えてたんです」


という会話のあとベッドシーンに突入します。??
なんだこりは…………

という訳でこの行為の意味について考えてみます。
これもやはり、ワタナベ君を救済し、日常に返すためのものとしてあるのではないでしょうか。
「寝る」、つまり、女性という存在と繋がる、そのことでワタナベ君は自分が失ったものを取り戻し、日常を回復することができる。ということなのではないでしょうか。
つまり、この件からいえることは、『この小説の「女性」は、ワタナベ君を救済してくれるものである。』
そういうことなんでしょうか?(質問)

同じような例として、ワタナベ君とその先輩が都会に出て名も知らない女達を漁っている場面があります。
そこでは明らかにワタナベ君は女性を求めています。「ときどき女性のぬくもりがないとたまらなく淋しくなる」だから知らない女性と寝るのだ、と(ここまで言い切ってはいませんが)。


聖母じゃん……。
うーん、一人称の小説なので女性側の気持ちが全くわからない(ワタナベ君がわかってないもんね)。
女のコはみんなワタナベ君が大好きって感じに描写されている気がします。
ワタナベ君からみた世界なのだから、それでいいのかなとも思いますが。


う~~、自分からは読まないであろう小説ですので、新鮮な読書体験でした。
次はつくる君の話も読んでみたいと思います(おわり)。


村上春樹 | Comments(0) | Trackback(0)
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