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2014/01/19

『眼球堂の殺人/周木律』感想

眼球堂の殺人 ~The Book~ (講談社ノベルス)眼球堂の殺人 ~The Book~ (講談社ノベルス)
(2013/04/04)
周木 律

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メフィーーッ

さて、感想を書きます。
ネタバレありありです。続きからどうぞ。


天才の集められた館、そこで起こる不可能犯罪――――と、興奮を誘う要素が盛りだくさんでした。
気になる点がいくつかあるですが、要素要素はなかなか面白かったです。

うーんうーん、色々書いてたのですがうまくまとまらないので言いたいことだけ。

物語が(了)で終わったあとにエピローグで真実が明かされる演出ですが、あまり好きではありませんでした。
藍子=犯人というのはある程度予想していたので、作中で十和田がそれを指摘して藍子と対決する、という展開を期待していたからです。
だから、十和田が轟木が犯人だと指摘したときも「これで終わらないでしょ」と思ってページを繰っていたので、(了)の文字で落胆してしまいました。危うく壁本するところです。
それでそのあと真実が明かされても、その前でめちゃくちゃにテンションが下がってしまったのでおまけ程度にしか感じられなく、興奮をあまり覚えませんでした。
ただ、「真実――」の言葉の後に藍子の本当の気持ちを書く、というのは面白いと思います。読み返してびっくりです。

うーん、大規模物理トリックで叙述トリックで助手が犯人というすごく面白い要素ばかりなのに、あまりインパクトがない感じでした。
それでも読者への挑戦状が挿入されたり、作中で探偵小説について説明されていたり、叙述トリックの部分もかなり親切な描写(だからこそ私でも検討がついちゃった訳ですが)がされていたりと読みやすさを感じました。
もう少しキャラクターに個性があれば好きになれそうです。

二作目も読んでみようと思います。


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周木律 | Comments(0) | Trackback(0)
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